将来就きたい仕事のランキングで美容師が選ばれなくなった6つの理由とは
カリスマ美容師ブームは、2000年頃の話です。
キムタクと常盤貴子のドラマ【ビューティフルライフ】あの頃は一大美容師ブームがありました。
あんなチャラチャラした世界あるか~~い!とツッコミながら毎週指をくわえながらドラマを見ていました。
その頃、美容師はなりたい職業ランキングでも上位に位置していました。
それが今や…なりたくない職業ランキングでもチラホラ見かけるようになりました。
なぜでしょうか?
ブームが終わったから?
違います。
美容師ってキッツいじゃんって…
バレちゃいました。
では何がキツイか次の章では1つ1つ説明ていきます。
美容師は給料が安い
一見、美容師って華やかでお洒落で女の子にモテテ…と続きますよね。
でも不思議とお金持ってるよね?とは言われませんし思われていません。
実際お金持ってないし。
原価率10%を切るのに美容室って儲かってないんですよ。
不思議ですね~。 ←理由はいずれ
儲かってないから美容師の給料も安いんです。
わかりやすく手取りで月収を書きます。
スタイリストで25万~30万前後
アシスタント20万前後
ボーナスなんてありませ~ん。(基本的に)
年収500万行っている美容師なんて稀ですよ。
美容室は休みが少ない上に土日祝日は休めない
商売しているなら当たり前ですけど、人が休んでる時が稼ぎどきです。
土日祝日が一番お店が賑わいます。
なので当然その日は休めません。
夏季・冬季休みももらえますがサラリーマンと比べたらため息しか出ません。
美容室は労働時間が長すぎる
朝9時頃出勤して練習したりしますので店を出るのはだいたい22時頃…。
13時間以上お店から出られないという現実。
もちろん練習しないで帰ることも出来ますが、美容師さんって腕を磨かないとお客さんつかないしね。
あと腕があると後輩からも慕われるの技術指導する側になります。
なので朝から晩までお店にいます。
美容師は立ち仕事による身体の故障が多い
基本的にどんなときでも立ちっぱなしです。
お店が暇な時でも外からお客様が見て中で美容師が座ってくつろいでいたら嫌ですもんね。
裏で座ったりしてますが、基本的には一日中立っています。
美容師の手荒れ問題
どんなにケアしてもアシスタントのうちは手が荒れます。
ずっとシャンプーしてますからね。
パーマ液などの薬品も使いますしカラー剤も使います。
手荒れしない美容なんていませんと言いたいくらい手荒れは職業病です。
手荒れしたくなかったら早くスタイリストに上がれば良いんです。
シャンプーをする立場じゃなくてさせる立場になれば良いんです。
精神的ストレス 美容師は鬱にもなりやすい。
お客さには全力で愛想振りまきます。
たいして面白くない話に同感してるフリをしたり、おばちゃんの愚痴を延々聞かされたりします。
興味ないけど、仕事なんですか?なんて聞いたりしてしながら『そ~なんですね~』なんて言っています。
コレって結構ストレスなんですよね。
PCの前で黙々と仕事できるのって憧れたりするんですよ。
PCのスキルも無いのに…。
スタッフ同士も、女性が多いので派閥があったり、見えないところでバチバチしてたりして面倒です。
男性も基本的にはナヨナヨした女っぽい人が多いのでスタッフ間もグチャグチャしがちです。
閉鎖された空間に十何時間もいたらどうしてもギスギスします。
中にはうつ病になる人も珍しくありません。
最後に
美容室って華やいだ空間なのでそこそこ不細工でもモテたりします。
そして基本的にみんなおしゃれなんで、かっこよく見えたり可愛く見えたりします。
でも、一日中美容室にいてお金もそんなにもらえない、仮に貰ったとしても遊ぶ時間がない。
なので美容師は辞めていきます。
ある意味賢い人ほど早い段階で見切りをつけます。
もしくは猛烈な上昇志向でトップスタイリストや経営者に上り詰めます。
地味にダラダラやってたら先がない業種です。
あくまでも一個人の見解を代筆した記事です。意見・反発お受けしていません。