あなたは、値札がついていないスーパーで買い物しますか?
あなたは、メーターが付いていないタクシーに乗りたいですか?
あなたは、自分が嫌なことを大事なお客様にするのですか?
『髪の毛、ダメージ入ってますね…。 トリートメントしときます?』
絶対、ダメ。
そんな提案 ダメ、絶対。
お客様は『いくらですか?』って聞きにくいんですよ。
美容室という、いつもと違う環境で白装束みたいに変な布を首から巻かれて落ち武者みたいにさらされている状態で
『いくらですか?』
ってなかなか聞けないものですよ。
それを、料金も明確にしないで
『髪の毛、ダメージ入ってますね…。 トリートメントしときます?』
論外!
そりゃ メニュー表に書いてあるかもしれない…
店内POPに書いてあるかもしれない…
いやいや 見てないって。
お客様の中には、美容室に来るだけで緊張している人も多いんです。
もっと やさしく思いやりのある接し方しましょうよ。
今日から次のように提案してください。
『お客様の髪の毛、多少パサツキが見受けられますのでトリートメントしたほうがいいかもしれませんね。料金は◯◯◯◯円で、今回のメニューだとトータル◯◯◯◯◯円になりますがいかがなさいましょうか?』
言い方は、人それぞれですが趣旨としては料金を明確にしたほうがいいということが言いたいのです。
今のお客様は、美容室をお店で選んでいませんよ。
人(担当者)で選んでいます。
そこを自覚して、お店の方針とかにとらわれないで自分を売り出しましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。